結婚

結婚 結婚は天地創造の初めに神によって定められました。聖書の、創世記第２章１８節、２２～２４節に記されてあります。「主なる神は言われた。『人がひとりでいるのは良くない。彼に合う助け手を造ろう。』…主なる神は人から取ったあばら骨でひとりの女を造り、人のところに連れて来た。人は言った。『これこそ、わたしの骨の骨、わたしの肉の肉。人から取ったものなので、これを女と名づけよう。』それゆえ、人は父母を離れ、妻と結ばれ、ふたりは一体となる。」 参照：愛に関する聖書の一節 参照：異人種間の結婚について聖書は何と言っていますか？ 結婚は単なる書類や約束ではなく、神によって結ばれた男性と女性の永遠の結びつきです。聖書の、マタイによる福音書第１９章４～６節に記されてあります。 「するとイエスは答えて言われた。「あなたがたは読んだことがないのか。創造主は初めに人を男と女に造り、こう言われた。『それゆえ、人は父母を離れ、その妻と結ばれ、ふたりは一体となるべきである。』それゆえ、ふたりはもはやふたりではなく、一体である。だから、人は神が結び合わせたものを離してはならない。」 結婚相手は重要でしょうか？ 聖書のコリント人への手紙第二第6章14節にこうあります。「不信者と、つり合わぬくびきをいっしょにつけてはいけません。正義と不法とに、どんなつながりがあるでしょう。光と暗やみとに、どんな交わりがあるでしょう。」 夫と妻の結婚は、イエスの民に対する愛の象徴です。聖書の黙示録第19章7～8節にこうあります。「喜び楽しみ、神に栄光をささげよう。小羊の婚宴が近づき、その妻は用意をしたからである。」そして、彼女は、きよい、輝く麻布を着ることを許された。その麻布は、聖徒たちの正しい行いである。」夫は妻をどのように扱うべきでしょうか。キリストが教会を愛したように、夫は妻を愛すべきです。聖書の、エペソ人への手紙第5章28-29節に記されてあります。「だから、夫は自分のからだのように、妻を愛すべきです。妻を愛する者は、自分自身を愛するのです。自分の身を憎んだ者は、かつて一人もいません。かえって、それを養い、また大切にします。主が教会を愛されるように。」夫は妻の救いのために、すべてを捨てる覚悟が必要です。聖書の、エペソ人への手紙第5章25-27節に記されてあります。 「夫たちよ。キリストが教会を愛して、そのためにご自身をおささげになったように、あなたがたも妻を愛しなさい。それは、キリストがみことばにより、水の洗いをもって教会を聖別し、きよめ、栄光の教会として、ご自分のもとに立たせるためであった。それは、しみや、しわや、そのようなもののいっさいない、聖く傷のない教会であった。」夫は妻を敬うべきです。聖書の、ペテロの第一の手紙第３章７節に記されてあります。「夫たちよ。妻の必要をよく思いやって、弱い性として敬いなさい。あなたとあなたの妻は神の祝福を受けるパートナーであることを覚えておきなさい。妻にふさわしい扱いをしなければ、あなたがたの祈りはすぐにはかなわないであろう。」妻は夫の指導的役割を認識するべきです。聖書の、エペソ人への手紙第５章22-24節に記されてあります。「妻たちよ。主に従うのと同じように、夫の指導に従わなければならない。夫は妻の世話をしなければなりません。それはキリストがご自分の体である教会の世話をなさるのと同じです。（キリストは教会を世話し、教会の救い主となるために、ご自分の命をささげられました。）ですから、妻たちも、教会がキリストに従うように、すべてのことにおいて、喜んで夫に従いなさい。」 夫は妻の頭であり、父なる神はキリストの頭です。聖書のコリント信徒への手紙一第11章3節、NKJVに記されています。「しかし、あなたがたに知ってほしいのは、すべての男の頭はキリストであり、女の頭は男であり、キリストの頭は神であるということです。」 妻は夫の言うことにすべて従うべきでしょうか。神の言葉に反しない限りは。聖書のコロサイ人への手紙第3章18節、NKJVに記されています。「妻たちよ。主にあって、自分の夫に従いなさい。」 結婚生活における愛とはどのようなものであるべきでしょうか。聖書のコリント信徒への手紙一第13章4～8節、NKJVに記されています。 「愛は忍耐強く、また情け深い。愛はねたまない。愛は誇らず、高ぶらず、粗暴にふるまわず、自分の利益を求めず、怒らず、悪を思わない。不義を喜ばないで真実を喜び、すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを希望し、すべてに耐える。」 「聖書は配偶者に対する身体的虐待や言葉による虐待を禁じています。コロサイ人への手紙第3章19節、NIVにあります。「夫たちよ。妻を愛しなさい。妻につらく当たってはいけません。」 結婚生活を成功させるには、誤解をすぐに解決しましょう。エペソ人への手紙第4章26節、TLBにあります。「怒っているなら、恨みを抱き続けて罪を犯してはいけません。怒りのまま日が沈むのを許してはいけません。すぐに立ち直りなさい。」 一致と理解の中で関係を成長させ続けましょう。聖書の、エペソ人への手紙第4章2～3節、NKJVに記されています。「謙遜と柔和を尽くし、寛容をもって互いに忍び合い、平和のきずなで結ばれて御霊の一致を保つように努めなさい。結婚は神の目に尊ばれるものです。」聖書の、ヘブル人への手紙第13章4節、ESVに記されています。「結婚はすべての人の間で尊ばれるべきである。また、結婚の床は汚れのないものでなければならない。神は不品行な者と姦淫する者をさばかれるからである。」神は第7戒と第10戒によって結婚を守っておられる。聖書の、出エジプト記第20章14、17節、NKJVに記されています。「あなたは姦淫してはならない。」 「隣人の家をむさぼってはならない。隣人の妻、男奴隷、女奴隷、牛、ろば、隣人のものを何一つむさぼってはならない。」イエスが結婚を終わらせるために与えられた唯一の正当な理由は何ですか? それは聖書のマタイによる福音書 5:32、NIV にあります。「しかし、わたしはあなたがたに言います。不貞以外の理由で妻を離縁する者は、その妻を姦婦とする者とし、離縁された女をめとる者は、姦婦となるのです。」結婚はどのくらい続くのですか?「死が二人を分かつまで。」それは聖書のローマ人への手紙 7:2、NKJV にあります。「夫のある女は、夫が生きている間は、律法によって夫につながれています。しかし、夫が死ねば、彼女は夫の律法から解放されます。」結婚には謙虚さと無私の態度が必要です。それは聖書のピリピ人への手紙 2:3-4、NKJV にあります。何事も利己心や虚栄心からするのではなく、へりくだった心で互いに相手を自分より優れた者と考えなさい。それぞれ自分のことだけでなく、他の人のことも考えなさい。