旧約の子ら

*聖書を学ぶ* *ルカによる福音書 15:29-30* _彼は答えて父に言った。『私は、これまで何年もあなたに仕えてきましたが、一度もあなたの戒めに背いたことはありません。また、友だちと遊ぼうと子やぎをくれたこともありませんでした。ところが、遊女と交わってあなたの財産を食いつぶしたこのあなたの息子が帰ってくると、あなたは彼のために肥えた子牛をほふったのです。』_ *旧約の息子たち* 私たちのテーマの聖書は放蕩息子のたとえ話（ルカによる福音書 15:11-32）から取られており、このたとえ話では、2人の息子のうち1人は父の財産を浪費して贅沢をし、もう1人は父に仕えるためにとどまっていることが分かります。この2人の息子は、この時代における神の現在の人間に対する扱いを理解するのに役立ちます。遺産を要求しなかった兄は、父が弟が帰ってきてから祝賀会や子牛の切り分け、贈り物などで弟を扱うのを見て、心から悲しみました。それは当然のことです。父は長年忠実に仕えてきたのに、なぜ何もしてあげなかったのでしょうか。しかし、この息子は「旧約の息子たち」の象徴です。つまり、律法主義者のことです。確かに、彼らにはイエスがおり、正当な息子ではありますが、それでも自分たちの善行や働きは、自分たちが受け入れられ、他の人よりも優れ、父なる神の愛を受ける資格を与えるものであると考えています。律法主義者、旧約の息子たちは、放蕩息子に恵みが与えられることを嫌います。彼らは神の愛と受け入れを自分たちの善行に基づいており、それが神が現在その子供たちに対して行っていることではないため、いつも腹を立てます。あなたは最悪の中の最悪、放蕩息子の長かもしれないが、それでも神は常にあなたを受け入れ、愛し、揺るぎない愛で迎え入れてくれる。あなたは過去に旧子であり、ただの反恩寵者だったのだろうか。失われた息子たちが恩寵を授かっているのを見て不快に感じたのだろうか。それは神が彼らに値しないものを与えているということだ。時にはあなたは申し訳なく思い、長男が尋ねたのと同じ質問をしたことがあるのだろうか。それなら心を変える時だ。古いものを捨てて、新しいものが来るのを見なさい。これこそが神が私たちを愛し、私たちが罪を犯したことなどないかのように受け入れ、祝福する用意がある新しいものであり、私たちに対する神の愛は私たちの善悪の行いとは何の関係もない。 *重要なポイント* _古いものを捨て去り、新しいものを目にしてください。これこそが、神が私たちを愛し、私たちが罪を犯したことなどないかのように受け入れ、祝福する用意がある新しいものであり、私たちに対する神の愛は私たちの行いの善し悪しとは無関係です_ *さらに学ぶ* エフェソス人への手紙 2:8-9、ローマ人への手紙 4:5-8 *祈り* このパンをくださったイエス様に感謝します。このパンによって、私たちはあらゆる古いものから聖別され、この時代に私たちとあなたが取り計らってくださる新しい現在の扱いに新たにされますことを感謝します。イエス様の御名によって、アーメン。