忍耐の果実

*テーマ聖句* _コロサイ1:11 – 私たちはまた、あなたがたが神の栄光ある力によって強くされ、必要な忍耐と根気強さをすべて持つように祈ります。あなたがたが喜びに満たされますように。_ *忍耐の果実* 聖書が忍耐について、特に聖霊の果実の一つとして、また愛の特徴の一つとして語るとき、それは単に将来の利益を待つ能力をはるかに超えた美徳として語っています。それは、神の完璧なタイミングを信頼する魂の休息や平安以上のものを含んでいます。ここで言及されている忍耐は、他の人々との人間関係に重点が置かれています。それは、個人的な傷害の真っ只中にあっても辛抱強く耐え忍ぶ忍耐です。これは最も難しい忍耐です。私たちは他人に傷つけられたとき、潔白が証明されることを切望します。「遅れた正義は正義ではない」という格言が私たちの魂に大混乱をもたらすのではないかと恐れています。不当な裁判官のたとえ話は、人間のこの苦闘を雄弁に語っています。私たちの主は修辞的にこう尋ねます。「神は、昼も夜も神に叫び求める選民に、正義を与えないことがあるでしょうか。」試練の時に弱気にならないようにと私たちに呼びかけるこのたとえ話は、心に残る次の質問で終わります。「人の子が来るとき、地上に信仰が見られるでしょうか。」このたとえ話は忍耐と信仰を結び付けています。新約聖書で強調されている三つの美徳、つまり信仰、希望、愛を見ると、これらの美徳のそれぞれに忍耐という必要な要素が含まれていることがわかります。パウロはコリントの信徒への手紙一第13章で、愛は忍耐強いと語っています。この辛抱強く忍耐強い忍耐は、クリスチャンが神の性格を反映したものであるべきです。怒るのに遅く、あわれみ深いのは神の性格の一部です。 *さらに学ぶ* 1テサロニケ 1:3 ヤコブ 1:4 *重要な点* 神の忍耐は長いですが、無限ではありません。確かに、辛抱強い忍耐は、私たちが達成できる最も困難な訓練の 1 つです。忍耐は毎日試練にさらされます。この点で、私たちは自分自身を縛り、そのような試練と苦難に耐えた神の民についての聖書が提供する多くの証言に目を向けなければなりません。 *祈り* 父なる神よ、私の中で日々増し加わるあなたの限りない忍耐に感謝します。アーメン。